トップ 琉球歴史絵巻と偉人肖像画の部屋 琉球歴史絵巻と偉人肖像画の部屋 【中山王国 最後の王】 武寧(ぶねい) 1356年~1406年(在位1396年~1405年) 【中山王国 最後の王】 武寧(ぶねい) 1356年~1406年(在位1396年~1405年)

【中山王国 最後の王】 武寧(ぶねい) 1356年~1406年(在位1396年~1405年)

中山王国 最後の王】 武寧(ぶねい) 1356年~1406年(在位1396年~1405年)

「琉球王国」誕生前…。貝塚時代、グスク時代を経た一四世紀。大型グスクが登場し、 多数の按司を従える「王」が現れ、按司勢力は「北山」「中山」「南山」と三分され、 三人の王が覇権を争う「三山時代」に突入する。攀安知は、今帰仁城を拠点とした 北山王国・最後の王。怕尼芝から三代に渡り、明国との交易を盛んに行い強大な権力 を築き上げる勇猛果敢な王として伝えられる彼だが、勢力を増す南山の佐敷按 司・尚巴志によって、1416年攻め滅ぼされる。彼の最後は、今帰仁城の守護霊石 を十字に切り割き、愛刀の“千代金丸”をもって自害したと伝えられる。現在、千代 金丸は、尚家伝来の刀剣として、国宝に指定。那覇市歴史博物館に所蔵されている。

 

画 米田 孝子
監修 井上 秀雄(沖縄県立芸術大学名誉教授)
企画 JCC美術部

この絵がある場所
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琉球料理 首里天楼別邸(沖縄県糸満市)
百名伽藍(沖縄県南城市)