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琉球統一の雄 其ノ壱 琉球国王・尚巴志と国相・懐機

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拡大図・解説
  • 琉球統一の雄 其ノ弐 読谷山按司 護佐丸
  • 十五世紀首里 中山門
  • 琉球統一の雄 其ノ壱 琉球国王・尚巴志と国相・懐機
詳細拡大図・関連写真
  • 冊封使行列
  • 中山王 尚巴志
  • 国相 懐機
  • 護佐丸
  • 琉球料理 首里天楼
(絵右下の文字)琉球統一の雄 其ノ壱 琉球国王・尚巴志と国相・懐機

尚巴志王は、琉球が三国に分かれていた三山時代に生まれ、琉球統一を成し遂げた英雄である。
佐敷按司の子として誕生し、若い頃から才気に溢れ剛胆な人物であった。またその身長が五尺にも満たなかったため「佐敷の小按司」とも呼ばれた。 尚巴志は。琉球国中山王の武寧を滅ぼし、父を中山王に据えて第一尚王朝を開いた。首里を王都として整え、貿易で国を富ませ、ついには北山王・南山王も下して一四二九年に初めて琉球を統一した。
国相 懐機は、明国から派遣された人で、尚巴志の右腕となって覇業を助け、琉球の発展に大きく寄与した人物である。今も残る首里城外苑の龍潭池や長虹堤を造るなど、数々の事業を指揮した。
四五〇年続く琉球王国の礎は、尚巴志と懐機によって築かれたのである。