著書『朝鮮・琉球航海記』で琉球を世界に広く伝えた
バジルホール
 1788~1844

近世琉球 後半(第二尚氏王朝時代)
列強の波と王国の落日(19世紀)
19世紀初頭、琉球に訪れたイギリス海軍の大佐。目的は琉球の調査や測量で、滞在中に琉球人と交流したエピソード 等を記録した『朝鮮・琉球航海記』が、ヨーロッパでベストセラーになった。また、イギリスへの帰国途中にセントヘレナ島でナポレオンに面会し武器を持たない琉球という国があると報告し驚かせた。バジル・ホールは本の中で「琉球の人々はいちじるしく文明化している。人々は無欲で、完全に満足してい るように見える。」と記し、琉球を理想郷のように紹介している。この本などの影響で、ヨーロッパの人々の琉球への関心が高まった。

画 上原 善正
監修 井上 秀雄(沖縄県立芸術大学名誉教授)
企画 JCC美術部

収録: 絵で解る琉球王国歴史と人物 第2巻