日本開国の先駆者・日本人初の米国大陸上陸
ジョン万次郎
 1827~1898

近世琉球 後半(第二尚氏王朝時代)
列強の波と王国の落日(19世紀)
日本の偉人として知られるジョン万次郎。
14歳の頃、漁に出た際、嵐に遭遇しアメリカの捕鯨船によって救助された。
船長の養子となり、あらゆる勉学に励みながらアメリカで教育を受け育つ。
卒業後、帰国を決意するも当時、日本は鎖国時代。
海外渡航が厳しく処罰される中、万次郎と琉球との接点は1851年帰国の際、その手段として琉球へ上陸したことから始まる。その時、万次郎25歳。
取り調べ後、滞在から一週間後には外出し、村の住民と交流。方言も覚え親しんだと伝えられる。
琉球では約半年間滞在し、その史実と先代の行動に感謝し、現在、豊見城市に記念碑が建立されている。
無事帰郷後、日本開国の先駆者として精力的に活躍の幅を広げ、1898年71歳でその生涯を終える。

画 姫野 明宏
監修 井上 秀雄(沖縄県立芸術大学名誉教授)
企画 JCC美術部

収録: 絵で解る琉球王国歴史と人物 第2巻