医師 仲地紀仁に牛痘種痘法を伝授
バーナード・ジャン・ベッテルハイム
 1811~1870

近世琉球 後半(第二尚氏王朝時代)
列強の波と王国の落日(19世紀)
アメリカやイギリス等、各国の東アジアへの進出が活発な幕末期。キリスト教の布教活動を行うべく、一八四六年、一人の宣教師・医師が琉球に来沖した。妻子と共に、那覇市波の上の護国寺に八年間滞在。当時は布教が禁止されていた琉球で、監視・妨害の中、布教活動を含め、英語講師、聖書の琉球語訳の発行、さらに、王府勤めの医師 仲地紀仁にイギリスで発見されたジェンナーの牛痘接種法と西洋医学の伝授に努めた。現在、記念碑が居住地跡である那覇市の護国寺境内にある。

画 姫野 明宏
監修 井上 秀雄(沖縄県立芸術大学名誉教授)
企画 JCC美術部

収録: 絵で解る琉球王国歴史と人物 第2巻