浦添城を築城 琉球史上初めて仏教を導入
英祖王(えいそおう)
 1229~1299

グスク時代・三山時代
群雄割拠の時代(12世紀〜15世紀中頃)
浦添領主恵祖の子。
舜天王統三代目の義本王から1260年に王位を禅譲される。
英祖は浦添城を築城し、琉球史上初めて仏教を導入するや沖縄で最初の寺極楽寺を建立し仏教の普及に努めた。
内政的には飢饉に苦しんだ義本王の苦境に鑑み農業に力を入れ租税の公平化など善政を図り、社会を安定化して国力を充実させた。
来襲したモンゴル軍を英祖の軍が撃退したと言う話も真偽は定かではないが英祖王治世の卓越さを表している。
彼の誕生時、母親が体内に太陽が入る夢を見て英祖を身ごもったとの言い伝えから、てぃだこ(太陽の子)の愛称を持ったが、現在の浦添市が『てぃだこのまち』と呼ばれているのも、この逸話が由来となっている。

画 米田 孝子
監修 井上 秀雄(沖縄県立芸術大学名誉教授)
企画 JCC美術部

収録: 絵で解る琉球王国歴史と人物 第2巻