与那覇原軍を滅ぼし、宮古島を統一した英雄
目黒盛豊見親(めぐろもりとぅゆみや)
14世紀
古琉球(第一尚氏王朝時代)
琉球王国の夜明け(14世紀〜15世紀中頃)
かつて宮古島には群雄割拠の時代があり、目黒盛(めぐろもり)はその中で生まれました。彼は幼少期に両親を失い、歩けない子供でしたが、弓術を磨き、次第に武芸の腕を上達させました。15歳の頃、目黒盛は伯母を訪れますが、伯母の夫である浦天太(うらのてだ)に襲われ、命からがら逃げ出しました。彼は一族の再興を目指し、山賊や敵勢力と戦い、根間(にーま)の地に本城と外城を築きました。最終的に与那覇原軍(よなはばらぐん)の佐多大人(さたうぷひと)との戦いに勝利し、宮古島を統一しました。目黒盛は豊見親(とぅゆみや)と呼ばれ、祭政一致の中央集権制を確立し、人々から尊敬されました。宮古島旧記には、このような宮古島のあけぼのの物語がいきいきと描かれています。