第一尚氏王統の初代にして、カリスマ尚巴志の父
尚思紹王(しょうししょうおう)
 13??年~1421年(在位1406年~1421年)

古琉球(第一尚氏王朝時代)
琉球王国の夜明け(14世紀〜15世紀中頃)
尚思紹王(しょうししょうおう)は、琉球を統一した尚巴志の父で、その出自には謎が多く、「佐銘川大ぬし由来記」には彼の父が伊平屋伊是名島から逃げ出し、馬天浜に到着後、大城按司の娘と結ばれたと記されています。思紹は苗代(なわしろ)の地で育ち、美里之子(みさとのし)の娘と密かに関係を持ち子をもうけますが、娘の父親に知られてしまい、娘は逃げて子を産みました。娘は老人の助言でその子を思紹に託し、後にその子が尚巴志となりました。思紹は生前に中山王(ちゅうざんおう)に即位し、1421年に没するまでに30回も明に進貢しています。「佐銘川大ぬし由来記」は後世の伝承であり、研究者たちは思紹と尚巴志の出自や琉球統一の過程について多様な説を唱えています。尚思紹王の実像は未だ謎に包まれており、今後の研究が待たれます。

収録: 絵で解る琉球王国歴史と人物 第3巻