沖永良部島の世之主に仕えた四天王の一人
後蘭孫八(ごらんまごはち)
 14世紀~15世紀

古琉球(第一尚氏王朝時代)
琉球王国の夜明け(14世紀〜15世紀中頃)
後蘭孫八(ごらんまごはち)は、世之主(よのぬし)「北山王の二男」を支えた四天王の一人でした。彼は世之主に仕え、沖永良部島での交易や築城に携わりました。伝説によると、孫八は平家の血を引くとも言われ、彼が船で交易活動をしていた様子も古謡から窺えます。沖永良部島では、孫八と西目の争いなどが伝説として残っています。世之主は尚巴志の琉球統一後、自害して果てましたが、その後、孫八たちは彼の墓を立派に築きました。世之主の墓には、孫八たち四天王の遺骨も共に安置されているといいます。これらの伝説は、沖永良部島の歴史を物語る貴重なものとして、今後も島の人々に語り継がれていくことでしょう。

収録: 絵で解る琉球王国歴史と人物 第3巻