首里城に君臨した女帝
宇喜也嘉(おぎやか)
1445~1505
古琉球(第二尚氏王朝時代)
黄金時代を築いた名君(15世紀中頃〜16世紀中頃)
第二尚氏王統を開いた尚円王の后であり、黄金時代を築いた王として知られる尚真王の母。夫の死後、王位継承として尚円王の弟・尚宣威と、尚円王の息子・尚真が候補として浮上した。このとき尚真は12才。討議の末、二代目国王は尚宣威に…。不満を抱く宇喜也嘉は宗教勢力を動員して新王・尚宣威を廃するという策略により、見事愛児・尚真を王位に就けた。こうして琉球王国の権力を一手に握った。さらに長女を初代の聞得大君(最高位の神職)に任命し、琉球国に政祭一致の基礎を作った。お墓である玉陵の碑文には、「尚円王と自分との血筋を引いた家系以外のものを埋葬しようものなら必ずや祟られるでしょう」といった文言を刻んでいる。
2007年
企画 JCC美術部
制作 委託
監修者 亀島靖(劇作家)