琉球王国あけもどろ圖 (ず) 十五世紀建国の三英雄と冊封使(さっぷうし)行列

琉球王国あけもどろ圖
拡大図・解説
  • 琉球統一の雄 其ノ弐 読谷山按司 護佐丸
  • 十五世紀首里 中山門
  • 琉球統一の雄 其ノ壱 琉球国王・尚巴志と国相・懐機
詳細拡大図・関連写真
  • 冊封使行列
  • 中山王 尚巴志
  • 国相 懐機
  • 護佐丸
  • 琉球料理 首里天楼
『あけもどろ』とは沖縄の言葉で『夜明け』を意味します。

琉球王国は1429年に尚 巴志によって統一され、それから約450年間存続しました。
この絵の中央には、乱世が終わり、建国門が造られ、明(中国)皇帝の使者・冊封使の行列を迎えて沸き立つ当時の首里城下町の様子を描いています。
その両脇には、琉球統一を成し遂げた三人の英雄を配しました。右に 中山王・尚 巴志 と彼の参謀であった明人の国相・懐機が、首里に造園した龍潭池で対話する姿を。左に若武者として三山統一で活躍し、後に琉球随一の武将と呼ばれる読谷山按司・護佐丸が騎馬する姿を。
それぞれ時代考証を重ねた上で想像で再現して描き、琉球王国の夜明けを表す図といたしました。

制作 JCC美術部 2008年
監修者 井上秀雄 文学博士(沖縄県立芸術大学元教授)

この絵がある場所
琉球料理 首里天楼(沖縄県那覇市)
琉球料理 首里天楼別邸(沖縄県糸満市)
百名伽藍(沖縄県南城市)

沖縄地料理 龍潭 柏高島屋店(千葉県柏市)

展示場所 首里天楼
展示場所:琉球料理 首里天楼(那覇市)