僕の思い出

きじむなー、天女、むんぬきむんといった、眼に見えない存在が描かれているのも野津さんの絵の特徴ですが、そのことについて野津さんはこう言っています。「僕には現実以上のものは見えないが、子どもの頃“暗がりに入ると、すびかりんどー(引っ張られるぞ)”とよく言われた。みんな裸足で生活していて貧しかったけど、昔は見えないものを畏れ、隣近所が心をあわせて暮らした時代だった」と。