バジル・ホールの来琉

バジル・ホールの来琉
前へ
次へ
全体図に戻る
拡大図・解説(時代の流れは右から左に進んでいきます ←)
  • 開国せまる黒船の来琉
  • バジル・ホールの来琉
  • 両属体制と第二黄金時代
  • 名君尚真が築いた黄金時代
  • 第一尚王統の盛衰
  • 琉球の戦国時代と英雄・尚巴志(しょうはし)の活躍
  • 巨大な浦添城を中心に「王」と呼ばれる有力な支配者が現れる時代
  • 伝承が伝える沖縄の夜明け
詳細拡大図・関連写真
  • 琉球料理 首里天楼
バジル・ホールの来琉

19世紀初頭、イギリス海軍のバジル・ホール大佐が琉球にやってきます。バジル・ホールの目的は琉球の調査や測量で、滞在中に琉球人と交流したエピソード等を記録した本が、ヨーロッパでベストセラーになりました。バジル・ホールは「琉球の人々はいちじるしく文明化している。人々は無欲で、完全に満足しているように見える。」と記し、琉球を理想郷のように紹介しています。この本の影響で、ヨーロッパの人々の琉球への関心が高まったといえます。その後、オランダ・フランスなどからも琉球へ布教や調査のために使者がやってきました。
絵巻に描かれているのは、本島西岸の遠景と、泊村、那覇、長虹堤などです。